ワークショップの参加者
ファミリーコンステレーションのワークショップは室内で行います。イシューがあってワークを受けたい人をクライアントと呼びます。その他に代理人という数人の人たちと、進行役をつとめるファシリテーターが参加します。人数は決まっていません。5~6人のこともあれば、10人くらいのこともあります。有名なファシリテーターのワークショップでは、もっと大人数になるでしょう。
インタビュー / 代理人の配置 / ワークの開始
- まず、全員が輪になって座ります。ファシリテーターの右隣にクライアントが座ります。これはクライアントに対しての尊重の意味があります。
- ファシリテーターは、クライアントにインタビューをします。イシューについて聞くのですが、過去のことはあまりお聞きしません。今現在困っていることを中心にお聞きします。
ご本人のことよりも、ご両親や祖父母のことを聞くことがあるので、家系図があれば用意しておくといいですね。なければ、わかる範囲で自分で書いたり、両親や祖父母の出身地、戦争体験を含めた人生のイベントなどを調べておくと、ワークの手助けになることがあります。 - インタビューが終わると、ワークに必要な家族メンバーをファシリテーターが決めて、クライアントがその家族メンバーの代理人を輪の中から選んで、自分の感覚に従って配置します。
- そのあとクライアントはイスに座って、ワークを見守ります。ワークの途中でファシリテーターから質問があれば、それに答えます。
