8月になりました。

お知らせ

8月は広島や長崎の原爆の日や、終戦記念日があるので、いつもより戦争に関する報道を目にすることが多いのですが、今年は少し様子がちがいます。コロナ戦争の真っ只中、という感じでしょうか。どこでどれだけの人が感染したかということに一喜一憂したり、マスコミから発信されるその情報が正しいのか正しくないのかを考えもせずに飛び付いて、結果として混乱し、振り回される。
いったい、いつの時代の話?これが現代社会なんですか?と、思うようなことが、起こっています。

私の母方の家族は、樺太で旅館を営んでおりました。終戦後、旅館を畳んで北海道に引き揚げることになるのですが、8月15日に終戦を迎えたというのに、ソ連が樺太に侵攻してきたため、戦後に戦争を体験するという、信じられないことが起こったのです。母方の家族もなんとか港のある町まで逃げたらしいのですが、船が沈められたりして、結局2年ほど引き揚げてくることが出来なかったようです。その後、引き揚げてくることはできたのですが、乳飲み子を含め7人の子供を一人も欠けさせずに北海道行きの船に乗ることは、言葉にできないほど大変だったに違いありません。祖母は持ち出した大切な物を、子ども達のために、食べ物や切符に変えたこともあったと、聞いたことがあります。

そんな祖母のことを思い出しながら、ふと、自分の手を見ました。私は指輪もしないし、腕時計もしません。高価な装飾品を自分で買ったり、人から貰ったこともありますが、すぐに人にあげてしまったり、なくしたりしてしまうのです。晩年の祖母はきれいなものを身につけておしゃれを楽しんでいましたが、私はアクセサリーを着けるのが、なぜか苦手なんです。

人はみんな、自分の人生を生きていると思っていますが、実はそうではないこともあるのです。自分が苦しんでいることが、自分の生まれる前の出来事に関係している。これを、ファミリーコンステレーションではもつれ=魂のもつれといいます。もつれが原因で自分の人生に困難があるときは、いくらその人自身に働きかけても解決には至りません。何世代か前の先人の一度の辛く悲しい出来事が、もつれを引き受けた人の人生のなかでは、何度も繰り返されたり、自分の感情としては大きすぎて、手に負えないものだったりするのです。

例えば、自分の世代では戦争を体験していないにも関わらず、親や祖父母の戦争のトラウマが、その形を変えて、今の自分を苦しめていることがあるとしたら。
北海道でも、いろんな場所で空襲があり、多くの人が亡くなったり、街が焼けたりしています。若者や農民までが徴兵され、南洋や沖縄に送り込まれて、たくさん亡くなっています。志願という名で美化された特攻隊で命を失った人。若くして夫を戦争で亡くした女性たち。栄養失調で泣くこともできずに死んでいった赤ん坊。…。そんな中で、いろんな立場で戦争中を生きて、命を繋いでくれた先人達。そうして今、私達の時代に至っています。
某国の総理大臣は、どなたの人生、あるいは、どこの時代の出来事ともつれているのでしょうか?

ファミリーコンステレーションのワークショップでは、クライアントご自身のお話を聞いたあと、ご両親や祖父母の出身地や、どんな人生を送ってきたか等をお聞きします。家系図があれば、見せていただきます。もちろん、何もわからなくても大丈夫ですよ。不思議なことに、祖父母のことは何もわかりませんと言いながら、重要な場面になると、「そういえば…」と、必要な情報がでてくることが多いのです。

・パワハラにあっている。
・いつも恐怖感がある。
・大きな音が怖い。
・食べ吐きがとまらない。
・人混みが苦手で外出が困難。

など、ファミリーコンステレーションでは様々な問題を取り扱います。
代理人として参加をするだけでも
色々な気づきがあり、知らないうちに自分自身が癒されたり、自分の問題に気がついたりします。

8月のワークショップは8月30日(日)です。 ご参加、お待ちしています。

今回はある事情があって、男性の代理人はご遠慮させていただきます。ファミリーコンステレーションではすべてが必然なので、あまり限定的なことは言わなくてもいいような気もしますが、その場と、クライアントさんの安全が一番大切なので、その時に応じて、色々とお知らせすることがあると思いますが、よろしくおねがいします。

尚、9月は27日(日)に開催します。

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