6月は26日日曜日に開催します。
★参加のお申込み・お問合せは こちら からお願いいたします。
ファミリーコンステレーションのワークショップには、いろんな問題を抱えた人達がやってきます。
抱えているものはそれぞれで、ある人は仕事の悩みだったり、ある人はパートナーと上手くいかない事だったり。
コンステレーションを立てて見ていくと、両親や祖父母の代での男女関係の問題が出てくることがあります。秘密の事柄です。
婚姻を伴わない性的な関係によって妊娠しても、責任は女性が背負わなければならないことが多く、堕胎すれば、罪悪感が生涯つきまとい、産んで育てたとしても、子供を愛せず、母親としての苦しみを味わう人もいるかもしれません。
男性は、どうなのでしょう。俺の子じゃない等とほざいて、自分の人生からなかったようにして生きていくことは可能ですし、昔なら、泣かせた女の数を自慢するような野蛮な男性も多くいたかもしれません。いえ、今も。
しかし、子供や孫、あるいはひ孫の抱えている人生での困難が、そのことに起因しているとしたら。
自分の子供に対して責任をとらない。性的なパートナーを傷つける。それだけではなく、自分の子供として認めないこと、あるいは子供が堕胎されたことを知らずにいることが、現実の自分の子供の序列を乱すことになり、これが子孫に大きな影響を与えることがあります。
逆に女性から、性的な関係を強制された男性も、自尊心を傷つけられ、それを自分の中にしまったまま人生を過ごしたり、終えたりした場合、その子供や孫が、なんらかの生きづらさを感じることがあるでしょう。
今朝の北海道新聞の一面の見出しは 《 支援必要な「特定妊婦」931人》。
記事を読みながら、そんなことを考えていました。
・母親と折り合いが悪い
・父親が怖い
・子供を愛せない
・子供がイジメにあっている
・摂食障害で苦しんでいる
・生きている実感がない
・セックスレス、セックスが怖い
なかなか人には相談できないことも、あるでしょうが、ファミリーコンステレーションのワークショップでは、守秘義務があります。その日のワークショップで扱ったことが、外部に漏れることはありません。安心していらしてください。
代理人で参加することも大切です。
代理人になることで、自分の人生では知り得ない、他人の人生の一端を感じることができるという、得難い体験ができます。今まで味わったことのない感情や実生活では経験することがない状況に自分を置くことで、自分自身の問題に対する気づきや、癒やしに繋がることもあり、代理人として参加することで、素晴らしい贈り物を受け取ることができるでしょう。
皆様のお越しをお待ちしています。
前田尚子
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