3月になってからの大雪で、春はまだ先だなあと実感した矢先の高温。そして雪解けの後の冷えこみ。
まったく目まぐるしいお天気の移り変わりに、体がついていかない今日この頃です。
新型コロナウイルスの感染もまだまだ予断を許しませんが、今月のワークショップも通常通り行います。
日時:2021年3月28日(日曜日)9:30受付10:00から
場所:札幌市内
料金:ワークショップに初めて参加する人 ・・・ 3000円
働きかけ(ワーク)を受ける人 ・・・ 10000円(福祉等割引あり。要相談)
代理人として参加する人 ・・・ 無料
★参加のお申込み・お問合せは こちら からお願いいたします。
ファミリーコンステレーションのワークショップには、困りごとを抱えたクライアントさんが毎月いらっしゃいます。
人によって、その困りごとは様々です。親子関係で悩んでいるとか、子供が不登校になっている。
あるいは、仕事が長続きしない。いつも罪悪感に苛まれている、幸せになるのが怖いなど、など、など。
時には体の症状でワークを受ける方もいらっしゃいます。つらい体の症状には、その人を守ってくれているものもあります。痛みや症状が出ることで、何かを知らせてくれているのです。しかし、常にその症状に悩まされている、あるいは病院に行ってもなかなか改善しないといったような症状は、実は自分のものではなく、自分が生まれる前の出来事や、その出来事にかかわった親や祖父母の代に生きていた先人のもつれを引き受けている場合があることがわかっています。
1月のお知らせで、ファミリーコンステレーションのワークを受けた経験を私のブログで公開させてほしい旨のお願いをしたところ、Mさんがご自身の体験をメールしてくださいました。
まだ一人でワークショップを開催する前の頃です。練習会を開き、友人とふたりでファシリテートしていた時に、Mさんがイシュー(困りごと)を提供してくださったのです。「冷え性って、見てもらえるの?」と。
Mさんは物心ついた時からずっと冷え性で、毎日8枚もの使い捨てカイロを、両肩、背中、おなか、両太もも、両ふくらはぎに貼っていたそうです。冷え症のせいで、おしゃれもできなかったと言っていました。コンステレーションをたてて見ていったところ、現れたのは、戦争に行って、戦地のニューギニアでマラリアに感染し、熱と悪寒に苦しみながら無念の死を遂げた父方の兄、Mさんのおじさんの存在でした。Mさんの父親はずっと自分の兄の死に囚われていたのです。Mさんが生まれる前の出来事ですが、父親のためにMさんがその重荷を背負い、冷え性という症状で引き受けていたのでしょう。
Mさんは、今回、「冷え性」と「怒り」について手記を寄せてくださったので、全文を私のホームページに載せさせていただきます。是非、お読みください。そして、皆さんの周りに、ワークを受けようかどうか迷っている方がいらっしゃったら、受けてみてもいいんじゃない?と、ほんわりとお勧めしてください。なにかしらいいことがあると思います。
代理人として参加するだけでも、いろいろな気づきがあり、知らないうちに自分自身が癒されたり、自分の問題に気がついたりします。それをギフトと呼んでいます。
当日、発熱や咳のある方はご遠慮ください。ただし、アレルギー等の症状で咳や鼻水が出ている方は、そのことを知らせる缶バッジを差し上げますので、お申し出ください。安全に、いたします。
尚、来月は4月25日に予定しております。人形を使ったワークは随時受けつけしています。
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