※赤線の言葉が???な方は、ページ下をご覧くださいね。
12月18日(日曜日)に札幌市内で開催します。
詳細は、お申し込み後にご連絡いたしますので、以下のお問合せフォームからお申し込みください。
お問合せフォーム
日時: 2022年12月18日(日曜日) 9:30~16:00
場所: 札幌市中央区大通付近 (参加申込の方にご連絡します)
料金: 問題を扱う人(クライアント) 10,000円
初めて参加する人 3,000円
代理人で参加する人 無料
★参加のお申込み・お問合せは こちら からお願いいたします。
先日、大好きなジュリーが出ている映画を見に行きました。実は2回目です。
ジュリーはおじいさんになって、大きめに切ったたくあんをボリボリと音をたてて食べていました。
私が子供の頃は、家でたくあんをつけるのが当たり前でした。葉が付いたままの、土が付いた大根を、洗ったり、干したりした後に、大きな樽にぎゅうぎゅうと並べ、糠やら塩などを入れて、木の蓋をして、大きな石を乗せて…。そんな風に作っていた光景を思い出しました。
子供の頃はそんなにおいしいものだとは思っていなかった。それより、夕飯どきに母に「物置からたくあん出してきて。」と言われるのが嫌でした。暖かい部屋から、寒い外に出るもの嫌だし、物置の中は暗いし。樽は凍結防止のためか、古い毛布みたいなものでグルグルまかさっていて、それをよけてから、重い漬物石をどかして、蓋を開けて樽に手を入れる。とにかく冷たい。時に中が凍っているときもあり、びっちりとつまっているたくあんを取り出すのはけっこう大変でした。凍ったたくあんは、包丁で切ると、中に氷のつぶつぶが入っていて、それも一緒にガリガリと噛みました。氷が解けたたくあんはあまりおいしくなかったような気がします。
父の血圧が高くなったり、家族が減ったりしたせいもあるのか、母はたくあんをつけるのをやめ、たくあんは買って食べたり、もらって食べるものになりました。
私は、普段は調剤薬局で働いています。冬は気温が低いせいで、血圧が高くなりやすい季節ですが、「漬物のおいしい季節ですね。食べ過ぎてませんか?」と聞いたりして、患者さんの塩分のとり方をチェックしたりもします。でも、ここ10年位前からでしょうか、たくあんはもとより、漬物を食べる人も減っているようです。私も血圧が高いので、漬物はあまり食べません。
でも、ジュリーがたくあんをボリボリ、ボリボリしながら、ご飯をわんさか口に入れて食べている姿を見ていたら、無性にたくあんが食べたくなったのです。それも、凍ったやつを。
皆さんは食べ物にどんな思い出がありますか?食べることや、家族で食卓を囲むことに、必ずしもいい思い出だけがあるわけではないかもしれません。つらいことを思い出してしまう食べ物もあるかもしれませんね。
ワークショップでは、参加してくださる皆さんに、テーマを決めて、一言ずつコメントをいただいています。出身地のこと。名前の由来。季節の行事の思い出などなど。同じテーマでも皆さん、それぞれ、いろいろです。12月は、食べ物にまつわることをお聞きしようかな?
まあ、これも、色々考えて行ったところで、皆さんのお顔を見たときに、変わったりもするのですが。
ワークショップに参加して下さる方々、問題を扱う人も、扱わない人も、それぞれに何かしらのギフトがあります。コンステレーションを立てているときはもちろん、皆さんからのコメントをお聞きしている時間にも、大きなギフトをいただくこともあります。お一人お一人の人生の、ほんの一瞬の出来事をお聞きして、共感したり、気づきをいただいたり。尊い時間です。いつもありがとうございます。
当日は雪で交通機関の遅れがあるかもしれませんが、どうか急がずに気を付けていらしてください。
コロナの折、発熱や咳、倦怠感のある方はご遠慮ください。感染対策はしっかりいたします。
皆様のお越しをお待ちしています。
< 北海道弁ミニミニ講座 >
まかさって → 自分で積極的に巻いたわけではなく、巻いた状態でそこにある感じ。「巻いてある」とは、ちょっとニュアンスが違う。
コメント